40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

韓国サムスン電子、李在鎔副会長が仮釈放 政府「国益踏まえた」

発行済 2021-08-13 11:04
更新済 2021-08-13 16:09
© Reuters. 贈賄罪などで実刑が確定し、服役していた韓国サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が13日、仮釈放された。写真は同日、釈放後に記者団の前で語る同副会長。韓国義王市で撮影

[義王市(韓国) 13日 ロイター] - 贈賄罪などで実刑が確定し、服役していた韓国サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が13日、仮釈放された。

政財界などからは、李氏不在の会社への影響を懸念し仮釈放を支持する声が高まっていた。

ソウル拘置所から出た李氏は記者団に「みなさんに多大な心配をおかけしたことを深くおわびします」と述べ「自分に対する懸念や批判、高い期待は聞いており、精いっぱい努力したい」と語った。

その後サムスン電子の本社に直行した。

韓国大統領府は声明で、李氏の仮釈放は国益を踏まえて決定したと説明し国民に理解を求めた。

「仮釈放については支持する意見と反対する意見があることを承知している。反対する人たちの意見も正しい」とした上で「この深刻な危機において、半導体とワクチンに関して国を助けてくれることを期待して多くの人が同氏の仮釈放を求めた」と指摘した。

李氏の業務再開には法務省の許可が必要。ただ形式的なものと予想される。

ソウル大学経営大学院のイ・ギョンムク教授は「李氏の釈放によりM&A(合併・買収) やグループ再編などの意思決定が迅速化するだろう」と述べ、経営に携われるようにすることが釈放の狙いとの見方を示した。

サムスン電子は李氏の職務復帰の時期についてコメントを控えた。

李氏が服役中も、日々の業務に影響はなかったが、関係者は、重要な投資やM&A(合併・買収)案件に関する決定は李氏が下すべきと話す。特に170億ドル規模の米先端半導体工場の建設計画は、建設地の選定で李氏の復帰が待たれる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます