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トヨタの自動運転車、選手村で運用再開へ 加減速・停止を手動に

発行済 2021-08-30 21:44
更新済 2021-08-30 21:45
© Reuters.  8月30日、トヨタ自動車は、東京パラリンピック選手村での視覚障がいのある選手との接触事故を受けて運行を停止している自動運転車について、大会組織委員会が31日午後3時から

[東京 30日 ロイター] - トヨタ自動車は30日、東京パラリンピック選手村での視覚障がいのある選手との接触事故を受けて運行を停止している自動運転車について、大会組織委員会が31日午後3時から再開すると決めたと発表した。

事故原因は警察が今も捜査中だが、同委員会とトヨタが事故の発生状況を検証し、自動運転による加減速・停止を手動に切り替え、交差点での誘導員を増やすなど対策を講じて再開する。

事故は26日に発生、柔道日本代表で男子81キロ級の北薗新光選手が交差点を渡ろうとした際に交差点を通過中の車両と接触した。北薗選手は28日に出場予定だった試合を欠場した。

トヨタの事故発生状況に関する発表によると、車両は右折時に交差点内の人を感知して停止後、車両のオペレーターが安全確認後に再発進し、周辺状況を確認して手動で減速を開始。車両のセンサーが選手を検知して自動ブレーキが作動しオペレーターも緊急ブレーキをかけたが、車両が完全に停まる前に接触したという。

交差点に誘導員は2人いたが、信号がなく、誘導員が複数の方向から横断する歩行者や車両の動向を確認できる環境ではなかったとし、「誘導員とオペレーターの間での連携の仕組みが十分ではなかった」と分析。トヨタは信号のない交差点での安全確保は歩行者、オペレーター、誘導員の「三位一体」で改善に取り組む必要があると判断した。

対策としては、委員会が選手などに村内の歩行環境などを改めて周知し、誘導員やスタッフへの教育、車両のテスト走行を事前に実施。車両は加減速・停止を自動運転から手動操作に変更するほか、接近通報音の音量を従来から2─3倍大きくし、オペレーターだけで行っていた目視による安全監視を乗降口の補助員も行うことにする。村内6カ所ある交差点の誘導員総数も6人から20人強に増やし、人通りが一番多い交差点では5─7人ほど配置。誘導員を車両担当と歩行者担当に分けて専業化することなども実行する。

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