［ニューヨーク ３１日 ロイター］ - モルガン・スタンレーは機関投資家向け証券部門アナリストの初任給を引き上げた。他の大手投資銀行も新入社員を確保するため初任給の引き上げに動いている。
詳しい関係筋によると、セールス・トレーディング、リサーチ、インベストメント・バンキング、および、グローバル・キャピタル・マーケッツ部門でアナリストの初任給を１１万ドルに引き上げた。
このニュースを最初に報じたビジネスインサイダーによると、１月から新たな給与が適用される。
モルガン・スタンレーは、他の投資銀行に追随し、７月下旬にインベストメント・バンキングとグローバル・キャピタル・マーケッツ部門の１年目と２年目の従業員の基本給を引き上げた。
これらの従業員の基本給は今月から、約８万５０００ドルから少なくとも１０万ドルに引き上げられた。
関係筋によると、３１日に発表された昇給で機関投資家向け証券部門のアナリストの初任給がそろうことになる。