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ホンダはモバイルバッテリーを活用した「シェアサイクル用2電源システム」を開発

発行済 2021-10-21 10:30
更新済 2021-10-21 10:35
© Reuters.  ホンダはモバイルバッテリーを活用した「シェアサイクル用2電源システム」を開発

■電動アシストシェアサイクルの充電切れを解決し、利便性向上に貢献

 ホンダ<7267>(東1)は10月21日、モビリティサービスの新たな取り組みとして、モバイルバッテリーを活用し、シェアリングサービス用の電動アシスト自転車の充電残量低下を解消する「シェアサイクル用2電源システム」を開発したと発表。

 昨今、都市部ではクルマや公共交通機関ではカバーできない「ラストワンマイル」の移動を担うシェアサイクルが注目され、拡大しつつある。ホンダは「自由な移動の提供」の実現にあたり、「シェアサイクル」も重要なモビリティのひとつと考えている。

 一方、シェアサイクルの普及拡大に向けては、以下の課題が存在する。

●電動アシスト自転車の充電不足で「ユーザーが乗れない」不便が発生していることの改善 ●シェアサイクル事業者が車両を充電するためにかかるコストの削減

 こうした課題解決に向け、ホンダは普段からモバイルバッテリーを持ち歩く方が多いことに着目した。そして、モバイルバッテリーをシェアサイクル用電動アシスト自転車に接続し、車両本体のバッテリーに加えて2つめの電源として使うことで、走行時のアシストと車両本体のバッテリー充電に使用できるシェアサイクル用2電源システムを開発した。

 これにより、ユーザーはコンパクトなモバイルバッテリーを持ち歩くだけで、安心してシェアサイクルを利用でき、シェアサイクル事業者も充電作業に関わるコストを大幅に削減できるようになる。

 ホンダは、このシェアサイクル用2電源システムを用い、2022年中にシェアサイクル事業者と共同で実証実験を行い、将来の事業化に向けた検討を進めていく。

■シェアサイクル用2電源システムの概要

・スマートフォンやPCの充電に活用できるモバイルバッテリーを、シェアサイクル用の電動アシスト自転車に接続することで、バッテリー残量や充電切れを心配することなく走行が可能。

・停車中もモバイルバッテリーから給電し続けるため、自転車本体のバッテリー残量低下を抑えることができる。

・車両の充電を含めたシェアサイクル事業者のオペレーションコストは、売上の半分以上を占めるというデータ(ホンダ調べ)がある。同システムの導入により、これらのコストを大幅に削減することが可能となり、事業収益改善に貢献できる。 (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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