[ミラノ 11日 ロイター] - イタリアの保険大手ゼネラリが11日発表した1─9月期決算は純利益が74%増の22億5000万ユーロ(26億ドル)と市場予想を上回った。
生命保険と資産運用部門が好調だった。損害保険は自然災害による保険金請求の影響が大きかったものの底堅い結果となった。
同社が提供したアナリスト予想の平均は21億3000万ユーロだった。
営業利益も10%増の44億ユーロとアナリスト予想を上回った。
保険会社の財務の健全性を示すソルベンシー比率は8日時点で233%。7月末は231%、2020年末は224%だった。
2018─21年の1株利益の年平均伸び率(CAGR)目標は6─8%に据え置いた。株主資本利益率(ROE)は11.5%以上を見込んでいる。