ＪＦＥシステムズ＜４８３２＞（東２）は１月２６日、実際原価計算方式に対応可能な「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｄｙｎａｍｉｃｓ３６５」向け原価テンプレート「ＳＩＤＥＲＯＳ（Ｒ）（シデロス）ＣＣ ＴＥＭＰＬＡＴＥ ｆｏｒ Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｄｙｎａｍｉｃｓ３６５（ＳＩＤＥＲＯＳ（Ｒ） ＣＣ ＴＥＭＰＬＡＴＥ」を２０２２年１月２６日から販売開始したと発表。
ＳＩＤＥＲＯＳ（Ｒ）ソリューションは、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｄｙｎａｍｉｃｓ３６５に、ＪＦＥグループをはじめとする製造業向けのシステム導入で培った膨大なノウハウを注ぎ込み、ＥＲＰテンプレート群と周辺ソリューションを統合した、同社開発のＥＲＰトータルソリューション。
Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｄｙｎａｍｉｃｓ３６５標準の原価管理機能（ＣＣ：Ｃｏｓｔ Ｃｏｎｔｒｏｌ）は「標準原価計算方式」であり、顧客から「実際原価計算方式」対応の要望を頂いた際は、同社は個別アドオン開発で対応してきた。顧客の数多くの要望を受け、実際原価計算方式にも対応している同社開発の原価管理パッケージ「Ｊ－ＣＣＯＲＥｓ（Ｒ）（ジェー・シー・コアーズ）」のノウハウを活用し、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｄｙｎａｍｉｃｓ３６５向け原価テンプレートＳＩＤＥＲＯＳ（Ｒ）ＣＣ ＴＥＭＰＬＡＴＥを開発した。
ＳＩＤＥＲＯＳ（Ｒ） ＣＣ ＴＥＭＰＬＡＴＥは、実際原価計算方式に必要な機能と帳票を実装し、製造実態に基づいた精度の高い原価データを提供し、顧客の収益計算や投資計画、商品戦略を支援する。
また、従来から同社が販売しているＭｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｄｙｎａｍｉｃｓ３６５向け ＳＩＤＥＲＯＳ（Ｒ）テンプレートシリーズのラインアップに、新たに原価テンプレートが加わったことで、販売・購買・在庫・会計・原価・生産管理などの幅広い業務への対応が可能となり、より一層短期間で高品質なシステム構築が可能となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部）