40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

午前の日経平均は大幅反発、過度な警戒和らぐ

発行済 2022-01-28 10:19
更新済 2022-01-28 12:00
© Reuters. 28日午前の東京株式市場で日経平均は上げ幅を拡大し、一時500円超高となった。足元で米株先物は堅調に推移している。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年

[東京 28日 ロイター] - 28日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比549円76銭高の2万6720円06銭と大幅に反発した。前日までの大幅安を受け、自律反発を見込んだ買いが優勢となった。米金融政策の先行きに対する市場の懸念はくすぶるが、米アップルなどの好調な決算が伝わり、過度な警戒感はひとまず和らいだ。

日経平均は前日までの3日間に約1400円下落しており、自律反発狙いの買いが先行して反発スタートとなった。戻り売りに押される場面もあったが、総じて高値圏での値動きが続いた。米アップルのほか、ビザの好決算も伝わり「東京市場でも安心感につながった」(国内証券)という。

米株先物が堅調に推移したことも、投資家心理を支援。トヨタ自動車 (T:7203)やソニーグループ (T:6758)といった主力株をはじめ、幅広く買われた。東証1部の騰落数は、値上がりが1934銘柄(88%)、値下がりが206銘柄(9%)、変わらずが39銘柄(1%)だった。

日米で決算シーズンが始まっており、日本企業の決算について市場では「悪くない滑り出し」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との声が聞かれる。このところの日本株安は、米ハイテク株のバリュエーション調整に連れた側面があるとして「やり過ぎ感もあって買い戻しは当然だろう。ただ、2万7000円辺りでもたつくようなら、波乱が続くことを印象づけかねない」(戸田氏)との見方が出ていた。

TOPIXは1.89%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7616億3600万円だった。東証33業種では、32業種が上昇。値上がり率上位には、輸送用機器、化学工業、パルプ・紙、石油・石炭製品、機械などが並んだ。値下がりしたのは鉄鋼のみだった。

前日に好決算を発表した信越化学工業 (T:4063)や富士電機 (T:6504)、野村不動産ホールディングス (T:3231)などが大幅高となった。一方、半導体製造装置関連は、好決算を発表したアドバンテスト (T:6857)を除く銘柄のマイナスが目立った。米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が4%超安となったことが重しになったとみられる。

*情報を更新しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます