[ロサンゼルス 14日 ロイター] - 米スペースXの宇宙船で民間人のみの地球周回飛行を昨年行った米実業家のジャレッド・アイザックマン氏は14日、新たに最大3回の民間飛行ミッションを行うために資金を提供する計画を明らかにした。
スペースXを率いるイーロン・マスク氏と共同で行うこのプロジェクトは北極星を意味する「ポラリス」と名付けられ、10─12月に最初の4人が飛行する予定だという。
最初のミッション「ポラリス・ドーン」では最長5日間の飛行で、世界初の商業飛行による宇宙遊泳を行うほか、軌道高度を更新することなども目指す。
広報担当は、同氏とスペースXが共同でミッションに投資していると述べたが、金銭面の詳細は明らかにしていない。
ポラリス・ドーンの乗組員は、アイザックマン氏のほか、同氏が経営する「シフト4ペイメンツ」の幹部、スペースXのエンジニア2人になるいう。