[18日 ロイター] - 中国当局はネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)に対し、新設する金融持ち株会社にモバイル決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」を含めるよう求めることを検討している。同サービスには新たなライセンスが必要となる可能性がある。米通信社ブルームバーグ・ニュースが18日、事情に詳しい複数の関係筋の話として伝えた。
中国の規制当局は現在、ウィーチャットペイを新設持ち株会社に含め、主要なソーシャルメディア部門とは別に運営すべきかどうかを検討しているという。
これに先立つ14日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はテンセントについて、ウィーチャットペイが中国人民銀行(中央銀行)の一部規則に違反したとして、少なくとも数億元の罰金に直面する可能性があると報じていた。
テンセントのコメントは今のところ得られていない。