テンポイノベーションが３月期末配当を増配し新たに店舗専門の家賃保証事業も開始

© Reuters. テンポイノベーションが３月期末配当を増配し新たに店舗専門の家賃保証事業も開始

■今３月期の期末配当を前期比３円増の１２円の予定に

　テンポイノベーション＜３４８４＞（東１）は３月２４日の取引終了後、３月期末配当予想の修正（増配）と子会社設立および新規事業の開始を発表し、今期・２０２２年３月期末の配当（期末一括）を１株につき前回発表予想から１円引き上げて１２円に修正（増配）するとした。直近の業績や財務状況等を総合的に勘案し増額する。前期実績の９円から３円の増配になる。

■４月１日に店舗セーフティー株式会社を設立

　また、２２年４月１日を設立予定日として店舗セーフティー株式会社（資本金１００百万円）を設立し、新たに店舗物件専門の家賃保証事業を開始するとした。

　テンポイノベーションは、飲食店の店舗に特化した店舗不動産の転貸借事業を行い、店舗不動産の賃貸借における家賃保証については、２０年４月の改正民法施行によるニーズの高まりを背景に、物件の貸主と借主双方にメリットのある仕組みとして社会的な広がりを見せている。同社は創業１７年、転貸借中の物件数が１９００件を超える規模に拡大しており、飲食店を中心とした店舗事業の特性に精通することによって確立した独自の審査ノウハウを用いて、このたび、店舗物件専門の家賃保証事業として事業化することとした。

　新会社・店舗セーフティー株式会社は、所在地：愛知県名古屋市、）設立年月日：２０２２年４月１日（予定）、資本金：１００百万円（テンポイノベーション１００％出資）。代表者：岡山浩二代表取締役（親会社の常務取締役を兼務）。（ＨＣ）（情報提供：日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部）