［上海 ２８日 ロイター］ - 中国・上海で新型コロナウイルスの感染拡大抑制を目的としたロックダウン（都市封鎖）が始まったものの、米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）と独フォルクスワーゲン（ＶＷ）は２８日、それぞれ上海工場の操業に影響は出ていないと明らかにした。
２社は中国自動車最大手、上海汽車との合弁事業で上海市に工場を持つ。
ＧＭの広報担当者はロイターに対し、上海の製造施設は通常通り操業していると語った。
ＧＭの上海工場は、２８日から４月１日までロックダウンに入った、市の東半分に位置する。
ＧＭは工場の操業を続けるためにどのような措置を講じたかについてコメントしなかったが、上海市は、「閉じたループ」システムを取り入れた工場は生産を続けることができると説明している。
ＶＷの現地法人は、上海市西部の安亭にある同社工場はロックダウンの影響を受けていないと述べた。同市の西半分は１日からロックダウンが始まる予定。