[北京/上海 28日 ロイター] - 中国の百度(バイドゥ)と、トヨタ自動車が出資する自動運転技術のスタートアップ企業ポニー・エーアイは28日、中国の公道上で初めて、運転席に人を乗せないロボタクシーを運行する許可を取得したことを明らかにした。北京経済技術開発区内の60平方キロメートルの区域で、一般市民に対して無人ロボタクシーのサービスを提供できるという。
百度は、自動運転車10台でサービスを開始すると発表。ポニー・エーアイは、当面は助手席に安全管理者を乗せる方針とした。新たな許可の下、自動運転車4台を運行し、将来的に台数を増やす見込みだと説明した。
両社は昨年11月、同開発区のより狭い区域内でロボタクシーサービスの有料提供が認められたが、これまでは運転席に「セーフティードライバー」を乗せることが義務付けられていた。