9日の東京市場でドル・円は強含み。
早朝に130円58銭を付けた後、米10年債利回りの上昇でドル買い基調に振れた。
また、ロシアによるウクライナへの攻撃激化が懸念されるなか有事のドル買いが強まり、4月高値を上抜け131円34銭まで値を切り上げた。
・ユーロ・円は137円49銭から138円11銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0547ドルから1.0495ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円131円10-20銭、ユーロ・円137円90-00銭
・日経平均株価:始値26,705.32円、高値26,732.61円、安値26,309.22円、終値26,319.34円(前日比684.22円安)
【経済指標】
・日・3月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+1.2%(予想:+0.8%、2月:+1.2%)
・中・4月輸出:前年比+3.9%(予想:+2.5%、3月:+14.7%)
・中・4月輸入:前年比0.0%(予想:-3.0%、3月:-0.1%)
【要人発言】
・プーチン・ロシア大統領
「西側諸国は領土を侵攻する準備をしていた」
「ウクライナ侵攻、唯一の正しい選択だった」
・レーン・フィンランド中銀総裁
「7月の利上げと、秋までにはゼロ金利に戻すことが望ましい」
・岸田首相
「石油の輸入削減・停止、時間をかけてフェーズアウト」
「原発再稼働は安全最優先の方針にまったく変わりはない」