サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、日銀金融緩和継続で円売り優勢

発行済 2022-06-17 17:25
更新済 2022-06-17 17:30
© Reuters.
17日の欧米外為市場では、ドル・円の底堅い値動きを予想する。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はタカ派姿勢を崩さないとみられ、金利高・ドル高に振れやすい。
また、日銀の緩和政策維持を受け、円売りがドルを押し上げる可能性がろう。


前日の取引で米10年債利回りの急激な低下でドル売り優勢となり、ユーロ・ドルは一時1.06ドル付近に浮上。
一方、世界経済の減速懸念でNY株式市場は大幅安に振れ、リスク回避の円買いでドル・円は131円半ばに急落する場面もあった。
本日アジア市場は日銀の金融政策決定会合が注目され、現行の異次元緩和維持が発表されると強い円売りでドル・円は133円20銭台から134円60銭台まで急伸し、失速後も底堅い値動きが続いた。


この後の海外市場は各国中銀の金融政策やその影響が注目される。
今晩発表の米経済指標が前日同様、予想外に低調な内容なら株安に振れ、リスク回避ムードが広がるだろう。
ただ、パウエル米FRB議長は40年ぶりの高水準となったインフレ抑止のため引き締め方針を堅持するとみられ、金利高・ドル高に変わりはない。
また、欧米市場は本日の日銀の政策決定を織り込む見通しで円は売られ、主要通貨は対円で押し上げられる展開となりそうだ。


【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値(前年比予想:+8.1%、速報値:+8.1%)
・22:15 米・5月鉱工業生産(前月比予想:+0.4%、4月:+1.1%)
・22:15 米・5月設備稼働率(予想:79.2%、4月:79.0%)
・23:00 米・5月景気先行指数(前月比予想:-0.4%、4月:-0.3%)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます