■今期も営業利益10.2%増など想定し最高更新を見込む
ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は7月1日、一段と出直って始まり、取引開始後は10%高の7300円(670円高)まで上げて今年4月26日以来の7000円台を回復し、戻り高値を更新している。6月30日の15時に2022年5月期の連結決算を発表し、営業利益は前期比18.8%増加するなど、各利益とも連続最高を更新、さらに、今期・23年5月期の営業利益の予想も10.2%増加としたことなどが好感されている。
同社は、航海気象事業などで受け取る収入のドル建て割合が高く、円安恩恵銘柄のひとつと位置づけられている。22年5月期は、「運賃高騰など海運市況の回復が進み既存顧客へのサービス提供数が増加したことや円安が進んだ影響により売上が増加」(決算短信)した。23年5月期の連結業績予想は、売上高210億円(6.9%増)、営業利益32億円(10.2%増)、経常利益33億円(7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24億円(11.3%増)を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)