[10日 ロイター] - 米短文投稿サイトのツイッターは、同社買収計画を撤回した米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に契約遂行を求めて提訴するため、米法律事務所ワクテル・リプトン・ローゼン&カッツを起用した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
マスク氏は8日、ツイッターを総額440億ドルで買収する計画を撤回すると発表した。偽アカウントに関する情報の提供に同社が応じなかったとした。これに対しツイッターのブレット・テイラー会長は、買収契約の執行に向け法的措置を取る考えを示した。
関係者によると、ツイッターは今週の早い時期に米デラウェア州で訴訟を起こす予定。
ツイッターはコメントを控え、同法律事務所はこれまでのところコメントの求めに応じていない。