[ストックホルム/モスクワ 29日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソンは29日、ロシア事業を今後数カ月で段階的に縮小し閉鎖すると発表した。
同国では約400人が働いており、影響が及ぶ従業員には経済的支援を提供するとしている。
競合相手のフィンランドのノキアは既にロシアからの撤退を発表しており、約2000人の従業員が影響を受けた。ノキアの広報担当者は29日、「年末までにロシアの従業員の大半がノキアから転職し、全てのオフィスを明け渡す」と述べた。
エリクソンの撤退を最初に報じたロシア紙コメルサントによると、ロシア事業の幹部が新会社を設立し、サポートスタッフの一部が移る予定。