[ロンドン 31日 ロイター] - 世界の主要金融機関で作るEMEA(欧州・中東・アフリカ)クレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は31日、ロシア国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)入札を9月12日に実施すると発表した。
2023年─47年満期のロシア国債8銘柄が対象になる。入札により、CDS保有者の受取額が事実上決まることになる。
ロシア国債は、西側諸国の複雑な制裁の影響で、期日を過ぎた分の利息190万ドルが支払われなかったとして、デフォルト(債務不履行)と認定された。
JPモルガンは、ロシア関連のCDSの想定元本残高をネットで約24億ドルと推計している。