[1日 ロイター] - 香港のキャセイ・パシフィック航空は1日、第4・四半期の航空貨物事業について前年同期ほどの好調は見込めないとの見解を示した。サプライチェーン(供給網)の制約、消費者需要へのインフレの影響、中国の新型コロナウイルス対策などが重しになるという。
第4・四半期は例年、消費者向け電子製品が発売され、クリスマス休暇もあることから航空貨物業界にとって通常繁忙期となる。昨年には多くの航空貨物会社が記録的な売り上げを上げている。
香港では乗客・乗員の隔離規則が厳しく、キャセイはコロナ発生以降、売上高の大部分を貨物に依存している。