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大幸薬品 Research Memo(4):2022年12月期は無配予想

発行済 2022-09-09 15:24
更新済 2022-09-09 15:30
© Reuters.
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■株主還元

大幸薬品 (TYO:4574)は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。
2016年3月期から2020年12月期の配当の推移を見ると、5年連続で増配し、配当性向で26.2%から28.0%と、好調な業績を背景に手厚い株主還元を行ってきた。
一転して2021年12月期は、大幅な損失となったことから、無配となった。
2022年12月期に関しては、期初には業績予想が見通せていなかったため「未定」としていたが、業績予想を大幅な赤字と見通したことに伴い、中間配当および期末配当を無配と予想する。


なお、2022年4月からの東京証券取引所再編においては、「プライム市場」へ移行した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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