日経平均は3日ぶり大幅反発。
中国人民銀行による預金準備率引き下げを好感して、20日の欧米株式市場は上昇。
ドル・円の円高一服なども材料視され、日経平均は97円高からスタートした。
上海総合指数の上昇に加え、4月末の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待からメガバンク株が堅調に推移したことなどが安心感につながり、日経平均は終日上げ幅を拡大する展開に。
大引けにかけて19900円台を回復し、本日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比274.60円高の19909.09円となった。
東証1部の売買高は22億9819万株、売買代金は2兆5776億円だった。
業種別では、その他金融業、保険業、ゴム製品が上昇率上位だった。
一方、下落したのは海運業のみだった。
個別では、みずほ (TOKYO:8411)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、三井住友 (TOKYO:8316)、ソフトバンク (TOKYO:9984)、ソニー (TOKYO:6758)など売買代金上位は全般堅調。
三菱UFJ (TOKYO:8306)、パナソニック (TOKYO:6752)、三菱電 (TOKYO:6503)、アステラス薬 (TOKYO:4503)、東京海上 (TOKYO:8766)などは3%超、オリックス (TOKYO:8591)や第一三共 (TOKYO:4568)は4%超の上昇。
また、クボテック {{|0:}}が4日連続のストップ高で東証1部上昇率トップとなったほか、アクリーティブ {{|0:}}、岩崎電 {{|0:}}などが上昇率上位となった。
一方、SUMCO (TOKYO:3436)は軟調。
前日決算を発表した安川電 (TOKYO:6506)は2%超の下落。
前期業績を下方修正したヤマダ電機 (TOKYO:9831)も下げが目立った。
また、クリレスHD {{|0:}}、KLab {{|0:}}、日本ヒューム {{|0:}}などが東証1部下落率上位となった。