[モスクワ 18日 ロイター] - ロシア政府は海外製航空機を国産モデルに切り替えるため、政府系ファンドから1兆4000億ルーブル(約227億ドル)を確保することを計画している。西側諸国の制裁を受けて、航空機の整備に必要な部品の調達が難しくなっていた。シルアノフ財務相が17日の下院予算委員会で明らかにした。
ボーイングやエアバス機を、ロシア企業スホイのスーパージェット・ニューやイルクートのMS―21などに置き換える資金をリース会社に提供するという。
シルアノフ氏は「ロシアの航空機メーカーはリース向けの需要が保証される。機体は国内航空会社で利用されることになる」と説明した。