[ニューデリー 20日 ロイター] - インドの独占禁止当局であるインド競争委員会(CCI)は20日、米アルファベット傘下グーグルに対し、同社の基本ソフト「アンドロイド」プラットフォームへのアプローチを変更するよう命じるとともに、非競争的行為を行ったとして133億8000万ルピー(1億6195万ドル)の罰金を科した。
CCIは、グーグルがアンドロイド向けオンライン検索やアプリストアといった市場における支配的な地位を利用し、ウェブブラウザ「クローム」や動画投稿サイト「ユーチューブ」など同社アプリの地位を守っていたと指摘した。
CCIはまた、グーグルがスマートフォンメーカーと特定の収益分配契約を結ぶことを制限。このような慣行はグーグルが「競合他社を完全に排除」して検索サービスの独占権を確保するのにつながるとした。
グーグルはCCIの命令に関してコメントを避けた。