■今後の見通し
1. 2023年2月期業績の見通し
システムインテグレータ (TYO:3826)の2023年2月期の業績は売上高で前期比3.8%増の5,000百万円、営業利益で同2.2%増の600百万円、経常利益で同2.4%増の603百万円、当期純利益で同8.9%増の426百万円と期初計画を据え置き、2期連続の増収増益を目指す。
第2四半期までの進捗率は売上高で43.5%、営業利益で19.2%と低く、景気の先行き不透明感も強まるなかで計画の達成について楽観視はできない環境ではあるが、下期は主力3事業を中心に収益が上向くものと見ている。
特に、福岡支社開設に続き2022年10月からベトナム子会社も稼働開始するなど開発体制の強化に取り組んでおり、ERP事業の売上増に貢献するものと期待される。
このうちベトナム子会社については、本社勤務のベトナム人エンジニア(10名弱)を希望に応じてベトナム子会社に移籍させるとともに、現地採用も進めることで3年後に50名程度の開発体制を構築する計画となっている。
なお、外注費率については現在の5割前後を適正水準としており、今後も同水準を維持する方針だ。
また、2023年4月の新卒採用計画については、18名(うち、ベトナム3名)を予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 2023年2月期業績の見通し
システムインテグレータ (TYO:3826)の2023年2月期の業績は売上高で前期比3.8%増の5,000百万円、営業利益で同2.2%増の600百万円、経常利益で同2.4%増の603百万円、当期純利益で同8.9%増の426百万円と期初計画を据え置き、2期連続の増収増益を目指す。
第2四半期までの進捗率は売上高で43.5%、営業利益で19.2%と低く、景気の先行き不透明感も強まるなかで計画の達成について楽観視はできない環境ではあるが、下期は主力3事業を中心に収益が上向くものと見ている。
特に、福岡支社開設に続き2022年10月からベトナム子会社も稼働開始するなど開発体制の強化に取り組んでおり、ERP事業の売上増に貢献するものと期待される。
このうちベトナム子会社については、本社勤務のベトナム人エンジニア(10名弱)を希望に応じてベトナム子会社に移籍させるとともに、現地採用も進めることで3年後に50名程度の開発体制を構築する計画となっている。
なお、外注費率については現在の5割前後を適正水準としており、今後も同水準を維持する方針だ。
また、2023年4月の新卒採用計画については、18名(うち、ベトナム3名)を予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)