[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、主要7カ国(G7)首脳に対し、冬季に「世界平和サミット」を開催するという自身の構想への支持を訴えた。
このサミットは、ウクライナの10項目の和平計画に焦点を当てる。この中にはロシアがウクライナから全軍を撤退させることや、ウクライナ側が領土的譲歩をしないことが盛り込まれている。
ウクライナ大統領府が出した文書によると、ゼレンスキー氏はG7首脳に「ウクライナの平和公式をいつ、どのように実行するかを決めるため、特別首脳会議『世界平和公式サミット』の開催を提案する」と表明。「その他の良心的な国家のように、平和の公式全体、あるいはその特定のポイントの実施において、あなた方がリーダーシップを発揮することを提案する」と述べた。
G7首脳からは、この構想に関するコメントは今のところ出ていない。ただ、会合後の声明文ではウクライナに平和をもたらすことにコミットしていると表明した。
G7の会合に関して、ロシアから今のところ反応はない。