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城南進研 Research Memo(6):自己資本比率は40%弱の水準で財務状況は今後改善に向かう見通し

発行済 2023-02-07 14:56
更新済 2023-02-07 15:16
© Reuters.
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■業績の動向

3. 財務状況
城南進学研究社 (TYO:4720)の2023年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比230百万円減少の5,205百万円となった。
主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が115百万円減少し、固定資産では有形固定資産が43百万円、のれんが7百万円、投資有価証券が20百万円、敷金及び保証金が16百万円それぞれ減少した。


負債合計は前期末比168百万円減少の3,157百万円となった。
有利子負債が46百万円、賞与引当金が28百万円それぞれ増加した一方で、契約負債が57百万円、未払法人税等が40百万円それぞれ減少した。
純資産合計は前期末比62百万円減少の2,047百万円となった。
利益剰余金が12百万円増加した一方で資本剰余金が76百万円減少した。


経営指標を見ると、自己資本比率は負債の減少に伴い前期末の38.8%から39.3%と若干上昇したが、有利子負債比率は同42.2%から45.8%に上昇した。
収益構造改革に伴う減損損失の計上はほぼ一巡しており、今後は収益を回復させることで財務状況の改善も進むものと予想される。
なお、同社は2022年8月に業務提携を発表していた学研ホールディングスに対して、同年12月に自己株式22万株を87百万円で売却している(学研ホールディングスの議決権比率は2.7%)。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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