*07:22JST NY債券:米長期債相場は大幅続伸、一部米銀破綻報道で安全逃避の債券買い
10日の米国長期債相場は大幅続伸。
米カリフォルニア州の銀行規制当局は10日、米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレー銀行を閉鎖した。
金融危機以降で最大の米銀破綻となったことから、安全逃避の債券買いが広がった。
大幅利上げ観測は後退し、2年債の利回りは急低下した。
CMEのFedWatchツールによると、10日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%となる確率は61%程度。
5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は60%程度。
6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50%となる確率は51%程度。
10年債利回りはアジア市場では3.897%近辺で推移していたが、米国市場において金融不安を警戒して一時3.670%近辺まで下落し、取引終了時点にかけて3.700%近辺で推移した。
イールドカーブはスティープニング。
2年-10年は-88.20bp近辺、2-30年は-87.20bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.58%(前日比:-29bp)、10年債利回りは3.70%(前日比-20bp)、30年債利回りは、3.70%(前日比:-16bp)で取引を終えた。
米カリフォルニア州の銀行規制当局は10日、米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレー銀行を閉鎖した。
金融危機以降で最大の米銀破綻となったことから、安全逃避の債券買いが広がった。
大幅利上げ観測は後退し、2年債の利回りは急低下した。
CMEのFedWatchツールによると、10日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%となる確率は61%程度。
5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は60%程度。
6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50%となる確率は51%程度。
10年債利回りはアジア市場では3.897%近辺で推移していたが、米国市場において金融不安を警戒して一時3.670%近辺まで下落し、取引終了時点にかけて3.700%近辺で推移した。
イールドカーブはスティープニング。
2年-10年は-88.20bp近辺、2-30年は-87.20bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.58%(前日比:-29bp)、10年債利回りは3.70%(前日比-20bp)、30年債利回りは、3.70%(前日比:-16bp)で取引を終えた。