週明け29日の中国本土マーケットは値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比139.84ポイント(3.34%)安の4053.03ポイントと3日続落した。
約2カ月半ぶりの安値水準に落ち込む。
上海A株指数は146.44ポイント(3.33%)安の4245.47ポイント。
外貨建てB株相場も続落。
上海B株指数が14.91ポイント(3.60%)安の399.43ポイント、深センB株指数が30.19ポイント(2.10%)安の1406.54ポイントで引けた。
また、ベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は7.91%安と連日で暴落している(先週末は8.9%安)。
人民銀行が政策金利と預金準備率を引き下げたことを好感して高くスタートしたものの、買いの勢いは続かず、次第に売りが優勢となる展開。
上海総合指数が今年高値の5178.19ポイントから一時25%超下げたことで、全体相場が弱気に転換したとの見方が浮上した(引けでは21.7%のマイナス)。
信用取引規制の厳格化による悪影響も警戒されている。
現地メディアが29日伝えたところによれば、ある証券会社では、信用取引を利用している顧客の約2割で、保証金の追加差し入れを迫られているという。
追証解消のための処分売りが加速し、一段の株安が進むと懸念される状況だ。
業種別では、鉄道や発電設備などインフラ関連の銘柄が安い。
中国中鉄(601390/SH)が9.2%、中国中車(601766/SH)が8.6%、上海電気集団(601727/SH)が10.0%ずつ値を下げた。
株安がデメリットとなる証券株も軒並み急落。
ITハイテク関連株やバイオ関連株、自動車株、資源・素材株などもさえない。
半面、銀行株一角は逆行高。
中国民生銀行(600016/SH)が3.6%上昇する。
追加金融緩和の動きが好感された。
空運株や海運株などもしっかり。
【亜州IR】
主要指標の上海総合指数は、前営業日比139.84ポイント(3.34%)安の4053.03ポイントと3日続落した。
約2カ月半ぶりの安値水準に落ち込む。
上海A株指数は146.44ポイント(3.33%)安の4245.47ポイント。
外貨建てB株相場も続落。
上海B株指数が14.91ポイント(3.60%)安の399.43ポイント、深センB株指数が30.19ポイント(2.10%)安の1406.54ポイントで引けた。
また、ベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は7.91%安と連日で暴落している(先週末は8.9%安)。
人民銀行が政策金利と預金準備率を引き下げたことを好感して高くスタートしたものの、買いの勢いは続かず、次第に売りが優勢となる展開。
上海総合指数が今年高値の5178.19ポイントから一時25%超下げたことで、全体相場が弱気に転換したとの見方が浮上した(引けでは21.7%のマイナス)。
信用取引規制の厳格化による悪影響も警戒されている。
現地メディアが29日伝えたところによれば、ある証券会社では、信用取引を利用している顧客の約2割で、保証金の追加差し入れを迫られているという。
追証解消のための処分売りが加速し、一段の株安が進むと懸念される状況だ。
業種別では、鉄道や発電設備などインフラ関連の銘柄が安い。
中国中鉄(601390/SH)が9.2%、中国中車(601766/SH)が8.6%、上海電気集団(601727/SH)が10.0%ずつ値を下げた。
株安がデメリットとなる証券株も軒並み急落。
ITハイテク関連株やバイオ関連株、自動車株、資源・素材株などもさえない。
半面、銀行株一角は逆行高。
中国民生銀行(600016/SH)が3.6%上昇する。
追加金融緩和の動きが好感された。
空運株や海運株などもしっかり。
【亜州IR】