29日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりなし、値下がり224銘柄、変わらず1銘柄となった。 日経平均は大幅に3日続落。
ギリシャ政府と欧州連合など債権団との財政支援を巡る協議が不調に終わり、同国の債務不履行への懸念が強まっていることから、日経平均は400円安でスタートした。
中国人民銀行の利下げを受け、上海総合指数が反発してスタートすると、日経平均も前引けにかけてやや下げ幅を縮小する展開となった。
ただ、その後上海総合指数がマイナスへ転じ、一時7％を超える下落となったことで、後場の日経平均は下げ幅を600円超に広げ20100円を割り込む場面があった。
大引けの日経平均は前週末比596.20円安の20109.95円となった。
東証1部の売買高は25億3827万株、売買代金は2兆6573億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、ガラス・土石製品、保険業、その他製品、ゴム製品、銀行業が下落率上位だった。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TOKYO:9983)となり、日経平均を約66円押し下げた。
朝方は前日終値近くまで値を戻す場面も見られたが、後場に入ると下げ幅を拡大する展開で終値は3.0％安となった。
ファナック (TOKYO:6954)、京セラ (TOKYO:6971)、ソフトバンク (TOKYO:9984)などその他指数寄与度の大きい銘柄も大きく下げ、それぞれ20円以上の指数押し下げ要因に。
指数構成銘柄のうち224銘柄が下落する全面安の展開となった。
なお、変わらず1銘柄はユニチカ (TOKYO:3103)となっている。
*15:00現在 日経平均株価 20109.95(-596.20) 値上がり銘柄数 0(寄与度+0.00) 値下がり銘柄数 224(寄与度-596.20) 変わらず銘柄数 1 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 （なし） ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:9983) ファーストリテイ 54560 -1680 -65.95 (TOKYO:6954) ファナック 25005 -695 -27.28 (TOKYO:6971) 京セラ 6306 -267 -20.96 (TOKYO:9984) ソフトバンク 7245 -175 -20.61 (TOKYO:8035) 東エレク 7752 -344 -13.50 (TOKYO:9735) セコム 7904 -334 -13.11 (TOKYO:4523) エーザイ 8208 -333 -13.07 (TOKYO:9433) KDDI 2892.5 -54.5 -12.84 (TOKYO:4503) アステラス薬 1743 -57 -11.19 (TOKYO:6988) 日東電 9960 -285 -11.19 (TOKYO:6762) TDK 9340 -280 -10.99 (TOKYO:4324) 電通 6200 -270 -10.60 (TOKYO:7267) ホンダ 3927.5 -110.5 -8.68 (TOKYO:9613) NTTデータ 5300 -200 -7.85 (TOKYO:4543) テルモ 2895 -97 -7.62 (TOKYO:7203) トヨタ 8151 -182 -7.14 (TOKYO:7269) スズキ 4028 -180 -7.07 (TOKYO:4507) 塩野義 4400 -175 -6.87 (TOKYO:4704) トレンド 4135 -175 -6.87 (TOKYO:6367) ダイキン 8767 -174 -6.83