*15:34JST 日経平均は反落、米CPI前に持ち高調整売りも29000円は優に上回る
日経平均は反落。
9日の米株式市場でダウ平均は56.88ドル安と小幅続落。
地銀セクターの売りが再開したほか、消費者物価指数(CPI)の発表を目前に控えた警戒感が重しとなった。
ニューヨーク連銀総裁の講演内容を受けて地銀株が回復すると相場は下げ幅を縮小したが、連邦政府の債務上限問題への懸念がくすぶる中、マイナス圏で終了。
ナスダック総合指数は-0.63%と3日ぶり反落。
米国株安を引き継いで日経平均は53円安からスタート。
前日に大幅に上昇した反動が意識される中、今晩の米4月CPIの発表を前にした持ち高調整の売りが優勢となり、寄り付き後もじり安基調が続いた。
ただ、円安が支援要因になって午後は下げ止まり、日経平均は29000円を優に上回った水準での推移が続いた。
大引けの日経平均は前日比120.64円安の29122.18円となった。
東証プライム市場の売買高は13億1532万株、売買代金は3兆1878億円だった。
セクターでは鉄鋼、医薬品、食料品が下落率上位に並んだ一方、海運、倉庫・運輸、銀行が上昇率上位に並んだ。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は24%だった。
個別では、米半導体株の下落を受けて東エレク (TYO:8035)、レーザーテック (TYO:6920)が大きく下落。
今期見通しが市場予想を大幅に下振れた太陽誘電 (TYO:6976)が売られ、村田製<
6981>、イビデン (TYO:4062)などハイテクの一角も軟調。
今期営業減益見通しが失望されたレノバ (TYO:9519)が急落したほか、大幅減益見通しを発表した三菱自 (TYO:7211)、業績予想を下方修正したNTN (TYO:6472)、コニカミノルタ (TYO:4902)、前期下振れ着地や市場予想を下回る今期計画が嫌気されたセイコーG (TYO:8050)なども大きく下落。
減益および減配計画を発表したメディカルシス (TYO:4350)、理想科学工業 (TYO:6413)、第1四半期大幅減益となったポピンズ (TYO:7358)、前期赤字幅が拡大した大平洋金属 (TYO:5541)なども大幅安となった。
カルビー (TYO:2229)は市場予想を大幅に下回る今期計画が失望され、日清食品HD (TYO:2897)
はサプライズに乏しい決算で出尽くし感が先行。
日本製鉄 (TYO:5401)は減益および減配計画が失望され、後場に一転して急落。
JFEHD (TYO:5411)も連れて下落に転じた。
トヨタ自 (TYO:7203)は後場に入って増益計画と自社株買いを発表し一時2%超上昇したが、サプライズに乏しくその後は伸び悩んだ。
一方、自社株買いや中期経営計画の発表を材料に日本冶金工業 (TYO:5480)が急伸。
今期の増益・増配見通しが評価された山田コンサル (TYO:4792)がストップ高まで買われ、同様の要因からトーモク (TYO:3946)も急伸。
高水準の自社株買いが好感された丸井G (TYO:8252)、株主還元の基本方針変更を発表したスクロール (TYO:8005)なども急伸し、ニチレイ (TYO:2871)
は配当基準の変更などが評価された。
JMDC (TYO:4483)、ラウンドワン (TYO:4680)、横河電機 (TYO:6841)、シグマクシス (TYO:6088)、デジタルアーツ (TYO:2326)なども決算内容が好感されて大幅高。
増益・増配見通しが評価された矢作建設 (TYO:1870)は後場にストップ高まで買われ、今期見通しが好感された三菱重工業 (TYO:7011)も後場から大幅に上昇した。
9日の米株式市場でダウ平均は56.88ドル安と小幅続落。
地銀セクターの売りが再開したほか、消費者物価指数(CPI)の発表を目前に控えた警戒感が重しとなった。
ニューヨーク連銀総裁の講演内容を受けて地銀株が回復すると相場は下げ幅を縮小したが、連邦政府の債務上限問題への懸念がくすぶる中、マイナス圏で終了。
ナスダック総合指数は-0.63%と3日ぶり反落。
米国株安を引き継いで日経平均は53円安からスタート。
前日に大幅に上昇した反動が意識される中、今晩の米4月CPIの発表を前にした持ち高調整の売りが優勢となり、寄り付き後もじり安基調が続いた。
ただ、円安が支援要因になって午後は下げ止まり、日経平均は29000円を優に上回った水準での推移が続いた。
大引けの日経平均は前日比120.64円安の29122.18円となった。
東証プライム市場の売買高は13億1532万株、売買代金は3兆1878億円だった。
セクターでは鉄鋼、医薬品、食料品が下落率上位に並んだ一方、海運、倉庫・運輸、銀行が上昇率上位に並んだ。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は24%だった。
個別では、米半導体株の下落を受けて東エレク (TYO:8035)、レーザーテック (TYO:6920)が大きく下落。
今期見通しが市場予想を大幅に下振れた太陽誘電 (TYO:6976)が売られ、村田製<
6981>、イビデン (TYO:4062)などハイテクの一角も軟調。
今期営業減益見通しが失望されたレノバ (TYO:9519)が急落したほか、大幅減益見通しを発表した三菱自 (TYO:7211)、業績予想を下方修正したNTN (TYO:6472)、コニカミノルタ (TYO:4902)、前期下振れ着地や市場予想を下回る今期計画が嫌気されたセイコーG (TYO:8050)なども大きく下落。
減益および減配計画を発表したメディカルシス (TYO:4350)、理想科学工業 (TYO:6413)、第1四半期大幅減益となったポピンズ (TYO:7358)、前期赤字幅が拡大した大平洋金属 (TYO:5541)なども大幅安となった。
カルビー (TYO:2229)は市場予想を大幅に下回る今期計画が失望され、日清食品HD (TYO:2897)
はサプライズに乏しい決算で出尽くし感が先行。
日本製鉄 (TYO:5401)は減益および減配計画が失望され、後場に一転して急落。
JFEHD (TYO:5411)も連れて下落に転じた。
トヨタ自 (TYO:7203)は後場に入って増益計画と自社株買いを発表し一時2%超上昇したが、サプライズに乏しくその後は伸び悩んだ。
一方、自社株買いや中期経営計画の発表を材料に日本冶金工業 (TYO:5480)が急伸。
今期の増益・増配見通しが評価された山田コンサル (TYO:4792)がストップ高まで買われ、同様の要因からトーモク (TYO:3946)も急伸。
高水準の自社株買いが好感された丸井G (TYO:8252)、株主還元の基本方針変更を発表したスクロール (TYO:8005)なども急伸し、ニチレイ (TYO:2871)
は配当基準の変更などが評価された。
JMDC (TYO:4483)、ラウンドワン (TYO:4680)、横河電機 (TYO:6841)、シグマクシス (TYO:6088)、デジタルアーツ (TYO:2326)なども決算内容が好感されて大幅高。
増益・増配見通しが評価された矢作建設 (TYO:1870)は後場にストップ高まで買われ、今期見通しが好感された三菱重工業 (TYO:7011)も後場から大幅に上昇した。