[東京 12日 ロイター] - 凸版印刷は12日、発行済株式の6.40%にあたる2100万株、400億円を上限とする自己株取得を決議したと発表した。取得期間は5月15日から24年5月14日まで。
同時に消却前発行済株式の6.01%にあたる2100万株を5月24日に消却すると発表した。
凸版はまた、この日の取締役会で、株主還元方針を変更し、これまで「連結配当性向30%以上をめどに剰余金の配当などを決定する」としていた目標を「安定的な配当に加え、機動的な自己株式の取得により、総還元性向30%以上を目安に利益還元を行う」に変更すると決議した。
これに伴い、23年度から25年度の3年間に1000億円を上限に自己株式を取得する。