[16日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)傘下の音楽配信会社テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループは16日、増収となる第1・四半期決算を発表した。これまでは5四半期連続の減収だった。
オリジナルコンテンツ強化に伴う有料ユーザーの拡大が好感され、同社の米国上場株はプレマーケット取引で3%近く上昇した。
総収入は5.4%増の70億元(10億1000万ドル)と、アナリスト予想の68億6000万元を上回った。
株主帰属純利益は11億5000万元。前年同期は6億0900万元だった。
調整後ベースの米国預託株式(ADS)1株当たり利益は0.89元で、予想の0.79元を上回った。
オンライン音楽ストリーミングサービスの有料ユーザーは9440万人と、前四半期の8850万人から増加した。
ユーザー当たりの月間平均収入(ARPU)は10.8%増の9.2元だった。