日経平均は反発。
8日の米国市場では、中国株に下げ止まりの兆しが見えないことから世界経済の減速懸念が強まり、NYダウが261ドル安と大幅に下落。
こうした流れを受けて、日経平均は314円安からスタートすると、一時19115.20円(前日比622.44円安)まで下落する場面があった。
注目された上海総合指数は下落から始まったものの、その後プラスへと切り返し後場一段高となった。
このため、日経平均もじりじりと下げ幅を縮小する展開となり、大引けにかけてプラス圏に浮上した。
大引けの日経平均は前日比117.86円高の19855.50円となった。
東証1部の売買高は37億1187万株、売買代金は3兆8409億円だった。
業種別では、保険業、証券、電気・ガス業が上昇率上位だった。
一方、陸運業、パルプ・紙、海運業が下落率上位だった。
個別では、みずほ (TOKYO:8411)、東電力 (TOKYO:9501)、ファナック (TOKYO:6954)、伊藤忠 (TOKYO:8001)、ソニー (TOKYO:6758)などが堅調。
本日引け後に決算発表が予定されていたファーストリテ (TOKYO:9983)は4%高となり指数をけん引した。
また、第1四半期決算が事前の観測報道を上回った良品計画 (TOKYO:7453)は、9%を越える上昇で東証1部上昇率トップ。
その他、トーセ (TOKYO:4728)、エコナックHD (TOKYO:3521)、フェリシモ (TOKYO:3396)などが東証1部上昇率上位となった。
一方、三菱UFJ (TOKYO:8306)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)、三井住友 (TOKYO:8316)、日立 (TOKYO:6501)などが軟調。
東芝 (TOKYO:6502)は2%安。
また、TASAKI (TOKYO:7968)、BS11 (TOKYO:9414)、日本通信 {{|0:}}などが東証1部下落率上位となった。