■成長戦略
クリエイト・レストランツ・ホールディングス (TOKYO:3387)は、2016年2月期を初年度とする中期経営計画を推進している。
前中期経営計画の基本戦略を引き継ぎ、「グループ連邦経営」のもと(1)国内グループ事業会社の持続的成長、(2)良質な国内M&Aの実施、(3)グローバル展開の促進により、2018年2月期の店舗数824店舗、売上高108,000百万円(3年間の平均成長率15.9%)、経常利益9,000百万円(同27.1%)と高い成長率の実現を目指している。
また、資本効率を示すROEについても、20%以上の水準を維持していく方針である。
特に、好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」が、積極的な新規出店(年間40店舗を予定)により同社の中期的な成長をけん引する想定である。
また、主力のCRカテゴリーについても、新設されるショッピングセンターや既存ショッピングセンターのテナント入れ替えなどをターゲットとして、年間30~40店舗の出店により着実な伸びを計画している。
一方、M&Aについては、引き続き重要な成長戦略として位置付けているものの、今回のKRとの資本提携を含めて、計数目標の中には織り込んでいない。
従って、案件成立の時期や規模によっては業績の上振れ要因となることに注意が必要である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
前中期経営計画の基本戦略を引き継ぎ、「グループ連邦経営」のもと(1)国内グループ事業会社の持続的成長、(2)良質な国内M&Aの実施、(3)グローバル展開の促進により、2018年2月期の店舗数824店舗、売上高108,000百万円(3年間の平均成長率15.9%)、経常利益9,000百万円(同27.1%)と高い成長率の実現を目指している。
また、資本効率を示すROEについても、20%以上の水準を維持していく方針である。
特に、好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」が、積極的な新規出店(年間40店舗を予定)により同社の中期的な成長をけん引する想定である。
また、主力のCRカテゴリーについても、新設されるショッピングセンターや既存ショッピングセンターのテナント入れ替えなどをターゲットとして、年間30~40店舗の出店により着実な伸びを計画している。
一方、M&Aについては、引き続き重要な成長戦略として位置付けているものの、今回のKRとの資本提携を含めて、計数目標の中には織り込んでいない。
従って、案件成立の時期や規模によっては業績の上振れ要因となることに注意が必要である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)