*12:08JST 早稲田アカデミー---1Q増収、期中平均塾生数は堅調に推移
早稲田アカデミー (TYO:4718)は31日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比7.7%増の62.49億円、営業損失が2.40億円(前年同期は2.97億円の損失)、経常損失が2.14億円(同2.87億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.04億円(同2.49億円の損失)となった。
同社グループにおいては、「子どもたちの未来を育む独自の価値を提供し続け、教育企業No.1を目指す」という企業目標実現に向けて、2023年5月に新たに中期経営計画を定め、その達成に向けて取り組んできた。
生徒指導においては、成績向上と志望校合格という進学塾としての「本来価値」と、早稲田アカデミー独自の「本質価値」である「ワセ価値」を両輪とした指導体制を強化し、教育理念の徹底実践による質の高い教育の提供に努めてきた。
教務面では、難関校受験指導における教務体制の強化・カリキュラムのメンテナンス、実践力強化に向けたコースの拡充を図るとともに、志望校別対策講座においてもより一層のきめ細かい指導に注力してきた。
経営上の重要課題である人材の採用と育成については、内部リクルートの強化や採用手法等の見直しにより人材獲得力を強化するとともに、全社レベルで研修体系化プロジェクトに取り組み、人材育成の具体的な施策を進めてきた。
DX推進では、生徒・保護者向けポータルサイト「早稲田アカデミーOnline」の機能拡充に継続的に取り組んでおり、過去のデータを活用した学習支援を強化するとともに、成績管理システムの開発準備も進めている。
校舎展開としては、株式会社集学舎において茂原校の受付を6月より開始したのに加え、5月には株式会社早稲田アカデミーにおいて渋谷駅周辺の複数の建物に点在していた渋谷校3校(ExiV、大学受験部、早稲田アカデミー個別進学館)を1つの建物に集約し、増床リニューアルを実施した。
また新中期経営計画にも掲げた早稲田アカデミー個別進学館ブランドの首都圏100校体制の実現に向けては、本年2月、3月に開校した「早稲田アカデミー個別進学館東久留米校」「早稲田アカデミー個別進学館千歳船橋校」「早稲田アカデミー個別進学館水戸校」がいずれも堅調に推移していることに加え、FC校舎の新規開校も進んでおり、当第1四半期末における個別進学館ブランド校舎数は67校となった。
当第1四半期における期中平均(4月-6月)塾生数については、46,370人(前年同期比2.0%増)と堅調に推移した。
学部別では、小学部27,134人(前年同期比3.3%増)、中学部16,754人(前年同期比0.4%増)、高校部2,482人(前年同期比0.3%減)と、前期に続き小学部が全体を牽引した。
なお、同社グループでは、通常授業の他に春・夏・冬の講習会及び夏期合宿(夏期集中特訓)、正月特訓等を実施しているが、第1四半期においては通常授業を主としていることに加え、塾生数も期首から月を追うごとに増加し1月にピークを迎えるという傾向にあることから、売上高は他の四半期と比べて少なくなる。
一方、地代家賃・人件費等の固定的費用が期首から発生することから、例年、第1四半期は損失計上となる。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の332.28億円、営業利益が同10.8%増の26.59億円、経常利益が同10.8%増の26.93億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.1%増の16.62億円とする期初計画を据え置いている。
売上高が前年同期比7.7%増の62.49億円、営業損失が2.40億円(前年同期は2.97億円の損失)、経常損失が2.14億円(同2.87億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.04億円(同2.49億円の損失)となった。
同社グループにおいては、「子どもたちの未来を育む独自の価値を提供し続け、教育企業No.1を目指す」という企業目標実現に向けて、2023年5月に新たに中期経営計画を定め、その達成に向けて取り組んできた。
生徒指導においては、成績向上と志望校合格という進学塾としての「本来価値」と、早稲田アカデミー独自の「本質価値」である「ワセ価値」を両輪とした指導体制を強化し、教育理念の徹底実践による質の高い教育の提供に努めてきた。
教務面では、難関校受験指導における教務体制の強化・カリキュラムのメンテナンス、実践力強化に向けたコースの拡充を図るとともに、志望校別対策講座においてもより一層のきめ細かい指導に注力してきた。
経営上の重要課題である人材の採用と育成については、内部リクルートの強化や採用手法等の見直しにより人材獲得力を強化するとともに、全社レベルで研修体系化プロジェクトに取り組み、人材育成の具体的な施策を進めてきた。
DX推進では、生徒・保護者向けポータルサイト「早稲田アカデミーOnline」の機能拡充に継続的に取り組んでおり、過去のデータを活用した学習支援を強化するとともに、成績管理システムの開発準備も進めている。
校舎展開としては、株式会社集学舎において茂原校の受付を6月より開始したのに加え、5月には株式会社早稲田アカデミーにおいて渋谷駅周辺の複数の建物に点在していた渋谷校3校(ExiV、大学受験部、早稲田アカデミー個別進学館)を1つの建物に集約し、増床リニューアルを実施した。
また新中期経営計画にも掲げた早稲田アカデミー個別進学館ブランドの首都圏100校体制の実現に向けては、本年2月、3月に開校した「早稲田アカデミー個別進学館東久留米校」「早稲田アカデミー個別進学館千歳船橋校」「早稲田アカデミー個別進学館水戸校」がいずれも堅調に推移していることに加え、FC校舎の新規開校も進んでおり、当第1四半期末における個別進学館ブランド校舎数は67校となった。
当第1四半期における期中平均(4月-6月)塾生数については、46,370人(前年同期比2.0%増)と堅調に推移した。
学部別では、小学部27,134人(前年同期比3.3%増)、中学部16,754人(前年同期比0.4%増)、高校部2,482人(前年同期比0.3%減)と、前期に続き小学部が全体を牽引した。
なお、同社グループでは、通常授業の他に春・夏・冬の講習会及び夏期合宿(夏期集中特訓)、正月特訓等を実施しているが、第1四半期においては通常授業を主としていることに加え、塾生数も期首から月を追うごとに増加し1月にピークを迎えるという傾向にあることから、売上高は他の四半期と比べて少なくなる。
一方、地代家賃・人件費等の固定的費用が期首から発生することから、例年、第1四半期は損失計上となる。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の332.28億円、営業利益が同10.8%増の26.59億円、経常利益が同10.8%増の26.93億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.1%増の16.62億円とする期初計画を据え置いている。