[23日 ロイター] - 米調査会社アンテナのデータによると、米動画配信サービス最大手のネットフリックスは、不正なアカウント利用を防ぐため5月に有料の共有アカウントを導入した後も、米国での契約者が増加し続けている。
契約者数は6月に2倍以上増加し、過去最高の伸びを記録。7月の新規契約者数は前月比では25.7%減少したものの、260万人となり、通常時に比べて高い伸びを維持した。
米金融市場では有料の共有アカウント導入で加入者数の伸びが鈍るとの懸念が広がっていたが、不正アカウント利用の防止をてこにユーザー数を増やすことに成功した。
ネットフリックスの推計では、これまで1億世帯余りが同居していない友人や家族とアカウントを共有していた。このためアナリストは最終的に約5000万人のユーザーが自分のアカウントを作成すると見込んでいる。