[香港 24日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(証監会)は24日、ドイツの保険大手アリアンツの資産運用子会社アリアンツ・グローバル・インベスターズ(アリアンツGI)による中国でのファンド運用部門設立を承認した。
証監会の記録によると、アリアンツGIは部門設立に3億元(4120万ドル)を拠出した。
中国のミューチュアルファンド市場の規模は3兆8000億ドル。
同社は3月に申請しており、外資系資産運用会社としては5カ月という比較的迅速な承認となった。
中国国務院(内閣)は13日、海外からの投資環境をさらに最適化し、外資誘致を拡大するための指針を発表した。
2019年に外資出資規制が撤廃されて以降、ブラックロックやフィデリティ・インターナショナルなど一連の外資系資産運用会社が中国での業務拡大に乗り出している。