David Shepardson
[北京 28日 ロイター] - レモンド米商務長官は28日、訪問先の中国・北京で王文濤商務相と会談し、インテルやマイクロンなど米企業の事業が制限を受けている問題について協議したと明らかにした。
会談後の記者ブリーフィングで、中国政府が実施している半導体の材料などに使われるガリウムとゲルマニウム製品の一部に対する輸出規制についても、率直に協議したと述べた。
レモンド長官は王氏と2時間超会談し、その後約2時間にわたり昼食を共にした。
長官は、中国事業で問題を抱える米企業の懸念に対処する意向を表明。企業幹部らとの会合で「われわれは成果を出す。正式な対話を行う」と述べた。
王商務相との会談で、中国政府が国内企業にマイクロン製品の調達を禁止した措置への懸念を取り上げたと記者団に明らかにした。
米中はまた、輸出規制に関する情報交換に向けた対話を開始するほか、商業問題に関する新たな公式の作業部会を立ち上げることで合意したと発表した。
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