Rishav Chatterjee
[28日 ロイター] - 英金融大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)は28日、業務効率化の一環として、航空機リース事業を約36億ドルでサウジアラビアの航空機リース会社アビリースに売却すると発表した。
アビリースはサウジの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)の傘下企業。
スタンチャートは同事業の選択肢を模索していることを1月に明らかにしていた。
投資銀行業務責任者のサイモン・クーパー氏は、事業売却によりスタンチャートが最も差別化できる分野に引き続き注力できると述べた。
売却により約3億ドルの利益を計上する見通しで、普通株式Tier1比率は約19ベーシスポイント(bp)上昇する。