コンドーテック (TOKYO:7438)は6日、2016年3月期第1四半期（15年4-6月期）の決算を発表。 売上高は前年同期比7.5%増の119.88億円、営業利益は同10.0%減の6.68億円、経常利益は同9.7%減の6.99億円、四半期純利益は同7.7%増の4.49億円となった。
震災復興・除染工事、都市部での再開発、太陽光発電の架台関連、防災対策工事などの需要を取り込み、主力の産業資材の売上高は前年同期比7.4%増と拡大、鉄構資材、電設資材なども含め全セグメントが増収となった。
ただ、受注競争の激化による利益率の低下、販管費の増加などで利益面では減益となっている。
2016年3月期通期業績は、売上高が515.00億円で前期比4.7%増、営業利益が34.35億円で同4.0%増、経常利益が35.37億円で同3.8%増、当期純利益が22.31億円で同6.3%増と予想。
従来計画は据え置いている。
第1四半期は比較的閑散期になっているとみられ、増収基調が継続することによって、通期では増収増益に転じる公算は大きいと見られる。