Phuong Nguyen Francesco Guarascio
[ハノイ 11日 ロイター] - バイデン米大統領が訪れているベトナムで11日、両国の半導体・ハイテク・航空分野の主要企業幹部が集まるビジネス会合「ベトナム・米国イノベーション&投資サミット」が開かれ、AI(人工知能)に関連した取引などが発表された。
会合のアジェンダによると、上級幹部が出席した米企業はグーグル、インテル、アムコー、マーベル、グローバルファウンドリーズ、ボーイング。ベトナムからはナスダックに上場する電気自動車(EV)メーカーのビンファスト、ナショナルフラッグキャリアのベトナム航空、ハイテク企業FPT、利用者数国内最大の電子ウォレット企業モモ、8月に米新規株式公開(IPO)を申請したインターネット企業VNGなどから幹部が参加した。
バイデン氏は会合で演説し、両国がクラウドコンピューティング、半導体、AIの分野で協力を深めていると述べ、ベトナムは重要鉱物の供給において極めて重要だと強調した。
ホワイトハウスが発表した取引には、マイクロソフトによる「ベトナムと新興国市場に合わせた生成AIベースのソリューション」開発計画などが含まれている。
エヌビディアもベトナムでのAIに関してFPTなどと提携するという。
また、ベトナム航空はボーイング「737MAX」を50機購入する。