*12:32JST スカラ Research Memo(12):株主への利益還元に積極的で、2024年6月期も15期連続の増配を予定
■株主還元策
スカラ (TYO:4845)は株主還元策として、安定的、継続的な配当を実施することを基本方針とし、増配の継続を目指している。
2023年6月期の1株当たり配当金は、損失を計上したにもかかわらず、過去の投資利益の還元として前期比1.0円増の37.0円と14期連続の増配を実施した。
2024年6月期も同0.5円増配の37.5円(配当性向154.7%)と増配を継続する予定だ。
現状は利益水準が低いため配当性向は100%を上回るが、中期的には増配を継続しつつ、配当性向は50%以下の水準になるよう利益の拡大を図る。
また、資本効率の向上や経営環境に応じた柔軟な資本政策を遂行するため、自己株式の取得も適宜実施している。
直近では、2022年5月から8月にかけて40万株(発行済株式総数(自己株式除く)の2.26%)を約300百万円で取得した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
スカラ (TYO:4845)は株主還元策として、安定的、継続的な配当を実施することを基本方針とし、増配の継続を目指している。
2023年6月期の1株当たり配当金は、損失を計上したにもかかわらず、過去の投資利益の還元として前期比1.0円増の37.0円と14期連続の増配を実施した。
2024年6月期も同0.5円増配の37.5円(配当性向154.7%)と増配を継続する予定だ。
現状は利益水準が低いため配当性向は100%を上回るが、中期的には増配を継続しつつ、配当性向は50%以下の水準になるよう利益の拡大を図る。
また、資本効率の向上や経営環境に応じた柔軟な資本政策を遂行するため、自己株式の取得も適宜実施している。
直近では、2022年5月から8月にかけて40万株(発行済株式総数(自己株式除く)の2.26%)を約300百万円で取得した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)