Stephen Nellis
[18日 ロイター] - 米マイクロソフトは、パノス・パネイ最高製品責任者が退社することを明らかにした。今後ハードウエアの「サーフェス」や基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」は、コンシューマーチーフマーケティング責任者のユセフ・メフディ氏が統括するという。
ブルームバーグが伝えたところでは、パネイ氏はアマゾンの音声人工知能(AI)サービスの「アレクサ」などを担当する部門の責任者に就任する。
マイクロソフトはブルームバーグの報道についてコメントを拒否し、アマゾンはコメント要請に回答していない。
パネイ氏は20年近くマイクロソフトで働き、サーフェス・シリーズを立ち上げたほか、最近では「ウィンドウズ11」の市場投入を取り仕切っていた。
マイクロソフトのサティヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)はパネイ氏に対して、これまでの製品開発や同社、業界全体への貢献に改めて謝意を表明した。
同社は21日に特別イベントを開催し、「サーフェス」の最新シリーズなどを発表する見通しだ。