[22日 ロイター] - 米フォックス・コーポレーションの会長を21日に退任した ルパート・マードック氏に対する2023年の総報酬額は前年比約24%増の2290万ドルとなった。22日に提出された監督当局への届け出で分かった。
マードック氏は、フォックス・コーポレーションとニューズ・コーポレーションの会長を退任。70年以上のキャリアに終止符を打ち、今後は両社の名誉会長に就任する。一方、長男のラクラン・マードック氏がニューズの単独会長となり、フォックスの会長兼最高経営責任者(CEO)も継続する。
届け出によると、フォックスがルパート氏に支払う23年の手当ては、年間基本給500万ドル、株式報酬とオプション760万ドル、特別手当440万ドルなどとなっている。