[東京 27日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比291円68銭安の3万2023円37銭と、続落してスタートした。寄り付き後は心理的節目の3万2000円を8月28日以来、1カ月ぶりに割り込む場面がみられた。26日の米国株式市場の下落に加え、米長期金利の高止まりを受けて、半導体関連株など割高感のあるハイテク株が総じて軟調になっている。
主力株では、ファーストリテイリング、アドバンテスト、東京エレクトロン、ダイキン工業が軟調。半面、第一三共、花王はしっかり。
東証33業種では、鉱業を除く32業種が値下がり。電気・ガス、輸送用機器、精密機器、ゴム製品が値下がり率上位となっている。