[2日 ロイター] - 米共有オフィス大手ウィーワークは2日、資本構成の改善を図るため一部社債に関連する約9500万ドルの利払いを保留すると発表した。
規制当局への提出書類によると、デフォルト(債務不履行)事由と見なされるまで30日の支払い猶予期間がある。
支払いを見送ったのはいずれも2日に期限を迎えた現金払いの約3730万ドルとPIK(現物払い)債5790万ドル。
同社は利払いを行う流動性があるとしており、将来的に支払いを決定する可能性があると述べた。
株価は引け後の時間外取引で約2%下落した。
同社は今年8月、事業継続の前提に「重大な疑義」があると表明。上場基準を守るため1対40の株式併合を行った。