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午前の日経平均は続落、金利高止まりで米景気の先行き警戒

発行済 2023-10-03 12:08
更新済 2023-10-03 12:10
© Reuters.  10月3日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比393円96銭安の3万1365円92銭と、続落した。写真は都内にある東京証券取引所で2016年2月撮影(2023年
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Hiroko Hamada

[東京 3日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比393円96銭安の3万1365円92銭と、続落した。米長期金利が高止まりし、米景気の先行きを警戒する動きが先行して幅広い業種で売りが優勢となった。日経平均の下げ幅は一時490円を超えた。

日経平均は前営業日比151円安でスタート。その後も下げ幅を拡大し、中盤には一時498円安の3万1260円99銭の安値を付けた。時間外取引で米10年債利回りが4.67%台で推移するなど高止まりしているほか、米株先物が軟調だったことも嫌気された。

外為市場ではドル/円が一時149.89円まで上昇し11カ月ぶりの高値を付けたが、市場では「円安の背景にある米金利上昇の方が悪材料視され、日本株の重しとなっているようだ」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

松井証券のシニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏は「米国の金利高がこれだけ続くと実体経済への悪影響も懸念され、売りが出やすくなっている。株式市場にとっては厳しい状況が続きそうだ」との見方を示す。日経平均は8月18日に付けた安値(3万1275円25銭)を一時的に割り込む展開となり、「6月以降のもち合いから下落トレンド入りした可能性があり、目先も下振れリスクを考えた方がよさそうだ」(窪田氏)とみている。

TOPIXは0.97%安の2292.04ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆8034億1200万円だった。東証33業種では、空運、食料品以外の31業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属の下落が目立った。

© Reuters.  10月3日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比393円96銭安の3万1365円92銭と、続落した。写真は都内にある東京証券取引所で2016年2月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

個別ではINPEXが6%安、富士石油、石油資源開発がそれぞれ5%安と軟調だった。前日の米市場で原油価格が下落したことが重しとなった。

指数寄与度の大きいファーストリテイリング、東京エレクトロンはそれぞれ1%超安とさえない。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが391銘柄(21%)、値下がりは1397銘柄(76%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。

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