Yuvraj Malik Max A. Cherney
[4日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは4日、人工知能(AI)機能を強化した新型スマートフォン「ピクセル8」、「ピクセル8プロ」、および新型スマートウォッチ「グーグルウオッチ2」を発表した。
発売は12日。カメラ機能などを強化し、数倍の売り上げを持つ米アップルのiPhoneを追撃する。
価格はピクセル8が699ドルから、ピクセル8プロが999ドルからで、前モデルより100ドル高く設定されている。グーグルウオッチ2は349ドルからとなる。
IDCのアナリスト、ライアン・リース氏は「グーグルは今日のイベントで、モバイルAI推進に注力していたことは明らかだ。強力なマーケティングに支えられれば、グーグルはこのラインナップで、特に米国でより大きな市場シェアを獲得できるだろう」と述べた。
IDCによると、ピクセルの出荷台数は世界12位、シェアは0.9%。
グーグルはこの日、ニューヨークで開催されたハードウェア・イベントで、自社のバーチャル・アシスタントに、対話型人工知能(AI)「Bard(バード)」の生成AI機能を追加すると明らかにした。