Christoph Steitz
[フランクフルト 13日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン・グループ(VW)は13日、第3・四半期の納車台数が前年同期比7.4%増の234万台だったと発表した。欧州と北米の旺盛な需要が中国市場の落ち込みを打ち消した。
中国での納車台数は前年同期比5.8%減の83万7200台だった。ドイツ同業のメルセデス・ベンツとBMWもこの週、第3・四半期の中国での販売台数減少を発表している。
ただ中国の自動車販売は回復が続いており、大型連休前の需要拡大と新型車発売が追い風となり、9月は2カ月連続で増加した。
VWの第3・四半期の電気自動車(EV)の納車台数は前年同期比40.5%増の20万9900台となり、グループ全体の9%を占めた。