[18日 ロイター] - 中国の豚肉加工大手、万州国際(WHグループ)は米子会社スミスフィールド・フーズを米国に再上場させる方向で金融機関と協議を進めている。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が18日、複数の関係筋の話として報じた。早ければ来年にも上場する可能性があるという。
現在も検討が進められており、上場時期は変更される可能性がある。
万州国際は2013年に47億ドルでスミスフィールドを買収した。
米ミズーリ州の法律に基づく8月の通知によると、スミスフィールドは10月に州内の35の養豚場を閉鎖し、92人の従業員を削減する。
米国の食肉業界はインフレや高金利を背景に業績悪化に見舞われている。